WorkWithPlus for Audit の削除

WorkWithPlus for Audit は、ターゲットデータベース (トリガー、関数、ストアドプロシージャー) と GeneXus ナレッジベース (トランザクション、プロシージャー、Web パネルなど) の両方にオブジェクトを生成します。

WorkWithPlus for Audit を完全に削除するには、データベースに生成されたオブジェクトとナレッジベースに生成されたオブジェクトの両方を削除する必要があります。しかし、一部のシナリオではオブジェクトの一部のみを削除することが必要になる場合があります。例えば、アプリケーションを複数の場所にインストールしていたり、複数のアプリケーションバージョンが存在していたりするものの、監査が必要となるのはその一部だけという場合です。

このような理由から、WorkWithPlus for Audit の削除は 2 つのオプションに分けられています:

  • データベースから WorkWithPlus for Audit オブジェクトを削除
  • WorkWithPlus for Audit の生成オブジェクトをナレッジベースから削除

データベースから WorkWithPlus for Audit オブジェクトを削除

この機能では、生成された WorkWithPlus for Audit オブジェクトをデータベースから削除することができます。

使用している DBMS に応じて、これらのオブジェクトにはトリガー、関数、およびデータストアが含まれています。

データベースからオブジェクトを削除するには、WorkWithPlus for Audit で各監査トランザクションの AuditProcedures を更新し、さらに必要な文を追加するために「AuditPlusReorg」プロシージャーを更新します。

そして、「AuditPlusReorg」をコンパイルし、実行します。これにより、データベースで remove 文が実行されます。

別のサーバーのオブジェクトを削除する必要がある場合は、このプロセスを手動で実行できます。「再編成プログラム」の指示に従ってください。

WorkWithPlus for Audit の生成オブジェクトをナレッジベースから削除

このオプションは [WorkWithPlus] -> [for Audit] から使用でき、WorkWithPlus for Audit によって生成されたすべてのオブジェクトをナレッジベースから削除することができます。

このオプションを使用すると、WorkWithPlus for Audit はすべてのトランザクションをスキャンした後、すべての WorkWithPlus for Audit プロパティ ([Audit Transaction]、[Audit Insert]、[Audit Attribute] など) をリセットして既定値に戻します。次に、「PersonAuditData」などの生成されたすべての監査プロシージャーが削除され、最後にナレッジベースから WorkWithPlus for Audit の設定が削除されます。

すべての WorkWithPlus for Audit オブジェクトが削除されるわけではなく、生成されたオブジェクトのみが削除される点を考慮する必要があります。トランザクション、データビュー、フォルダ、その他のリソースは、手動で削除する必要があります。

また、このオプションを使用しても、トリガーはデータベースから削除されません。


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