ナレッジベースでの WorkWithPlus for Audit のセットアップ

WorkWithPlus for Audit 監査ツールを使用してデータベーステーブルを監査するシナリオはさまざまであり、監査テーブルを配置する場所やバックエンド Web アプリケーションを実行する場所によって異なります。それぞれのシナリオに合った WorkWithPlus for Audit のインストールの各種カスタマイズが必要になります。

考えられるシナリオの例は次のとおりです:

  • すべてローカル: 同じデータベースにすべてのナレッジベーステーブルと監査テーブルを格納します。また、トランザクション (Web パネル、WorkWith など) の同じ Web アプリケーションで Web バックエンドを実行します。
  • すべて外部: 監査テーブルも Web アプリケーションもナレッジベースオブジェクトと混在させません。監査テーブルは外部データベースに配置する必要があります。
  • ローカルテーブルのみ: 同じデータベースにすべてのナレッジベーステーブルと監査テーブルを格納しますが、監査データのクエリを実行するのに Web バックエンドは使用しません。

 

したがって、GeneXus ナレッジベースで WorkWithPlus for Audit データベース監査ツールを使用するには、まずセットアップを行う必要があります。

 

設定ウィザード

[WorkWithPlus] -> [for Audit] -> [WorkWithPlus for Audit を有効にする] の順に選択します。

 

WorkWithPlus for Audit 設定ウィザードが起動します。ここでさまざまな監査シナリオを設定できます。

 

  • [ローカルの監査テーブル]
このオプションでは、WorkWithPlus for Audit のテーブルをナレッジベースのローカルデータベースに物理的に配置するか、外部データベースに作成するかを指定できます。
    • ローカルの監査テーブルのセットアップを選択した場合は、新しいテーブルが GeneXus ナレッジベースに追加されます。したがって、再編成が必要になります。

    • 外部の監査テーブルのセットアップを選択した場合は、新しいデータストアが追加されます。したがって、データストア情報を設定する必要があります。

 

重要: 各 DBMS で外部の WorkWithPlus for Audit テーブルを使用する際には何らかの制約が存在する場合があります。「外部テーブル要件」を参照してください。

 

  • バックエンド Web アプリケーション

このオプションでは、ナレッジベースに Web バックエンドをインポートするかどうかと、インストールするバックエンドのバージョンを選択できます。

選択できるオプションは次の 3 つです:

  • [WorkWithPlus パターン準拠]
  • [WorkWith パターン準拠]
  • [除外する]

WorkWithPlus for Audit Web アプリケーションの詳細については、次のセクションを参照してください: Web バックエンド

 

WorkWithPlus for Audit オブジェクトのインポート

監査シナリオに最も適したオプションを選択したら、[次へ] をクリックしてセットアップを完了します。これにより、(ウィザードでの選択に従って) 自動的に WorkWithPlus for Audit オブジェクトのインポートが始まります。

 

WorkWithPlus for Audit オブジェクトは、2 つの異なる場所に作成されます:

  • 「AuditPlus」フォルダ。「ルートモジュール」の下にあります。自動生成された、またはユーザーが更新可能なすべてのトランザクション、UI エレメント、およびプロシージャーが含まれています。
  • 「Audit」モジュール。「WorkWithPlus」モジュールの下にあります。ユーザーが変更できない API プロシージャーのセットが含まれています。

 

インポートが完了したら、WorkWithPlus for Audit の機能を使用できます。

 


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